2025年2月20日は、「intoxicate vol.174 “Knockin’ On Slience”」の発行日です。

表紙は映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」(2月28日公開)。ティモシー・シャラメがボブ・ディランを熱演。劇中のすべての歌唱シーンを自身で歌うという圧巻のパフォーマンスを披露しました。〈EXOTIC GRAMMAR〉は、クインシー・ジョーンズの音楽的側面を冨田ラボさんが解説、東京フィルハーモニー交響楽団との録音10年を祝して録音された『カルミナ・ブラーナ』についてアンドレア・バッティストーニのインタヴュー、昨年自身のバンド〈ローニン〉で来日した際に彼の活動についてじっくり話を伺ったニック・ベルチュのインタヴューの3本。

〈ピックアップ〉は、ICCで開催中の〈evala 現われる場 消滅する像〉(2025年3月9日まで)。久しぶりの来日が決定したアサド兄弟、今年3回目となる新潟国際アニメーション映画祭、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の音楽を担当しているジョン・グラムや、ルネ・ヤーコプス、山下愛陽さん、辻彩菜さん、ネマニャ・ラドゥロヴィチ、黒田卓也さん、jizue、堤博明さんら人気アーティストのインタヴューも盛りだくさんです。

intoxicateのオススメ映画は、映画「ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ――ジャズが生まれる瞬間――」と、映画「サンセット・サンライズ」。いちはやくイントキ読者に観ていただきたい作品です。

長期にわたり好評いただいている巻末の4コマコラム〈人コマゴマ〉、今月は瀧内公美さん、古舘寛治さん、カツセマサヒコさん、服部百音さんの4名のオススメをお楽しみください。

intoxicateの前身であるmuséeの創刊時からクラシック音楽、特に海外で活躍されている方々を含む邦人アーティストのご紹介をしてくださった俵孝太郎さんが1月1日にご逝去されました。四半世紀にわたりクラシック音楽リスナー、またコレクター代表としてお付き合いいただきました。心からご冥福をお祈りいたします。今号では俵さんを忍んで、タワーレコード渋谷店で伊福部昭さん、俵さんとともにインストア・イベントにご出演いただいた片山杜秀さんに追悼文をご寄稿いただきました。

「intoxicate vol.174」は、タワーレコードの店舗、いつも「intoxicate」の設置・配布にご協力いただいております、こちらの会場で手に取っていただければと思います。

「intoxicate」はタワーレコード オンラインで購入できるサービスもございますので、こちらもチェックしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

コンテンツは下記かこちらでご覧ください。

 


CONTENTS
intoxicate vol.174(2025.2.20発行)

EXOTIC GRAMMAR #96
P.04-05 クインシー・ジョーンズ
P.06-07 アンドレア・バッティストーニ
P.08-09 ニック・ベルチュ

OCHANOMA-VIEWING
OCHANOMA-PRE-VIEW / INTER-VIEW / REVIEW

P.16 ルネ・ヤーコプス
P.17 ロマン・シモヴィッチ/山下愛陽
P.18 イェフィム・ブロンフマン
P.19 大森智子/アレクサンドル・タロー
P.20 前橋汀子
P.21 辻彩菜/ネマニャ・ラドゥㇿヴィチ
P.22 黒田卓也
P.23 ダニエル・ガルシア/坂本光太
P.24 立花ハジメ
P.25 jizue/堤博明

EXTRA-PICK UP
P.10-11 evala 現われる場 消滅する像 interview:evala
P.12-13 アサド兄弟
P.14-15 虫めづる姫君《新制作》interview:我妻恵美子
P.26 ミューザ川崎『名曲全集2025-2026』
P.28『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』interview:ジョン・グラム
P.30-31 billboard Classics SPECIAL ISSUE04 interview:武部聡志、石田明弘(billboard classicsゼネラルプロデューサー)
P.36 第3回新潟国際アニメーション映画祭 interview:堀越謙三
P.38-39 映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
P.40-41 映画『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン――ジャズが生まれる瞬間――』
P.47 追悼 俵孝太郎
P.80 八神純子 オーケストラコンサート「Season of Songs and Strings~常緑~」 Live Report

POINT OF CHA-NO-MA
P.42 OCHANOMA-CINEMA
P.43 映画『サンセット・サンライズ』interview:網守将平
P.44 親子バトル!趣味主張系 #124 濱田マリ
P.45 SMART OCHANOMA 第69回 山本敦
P.68-69 人コマゴマ 第129回 瀧内公美/古舘寛治/カツセマサヒコ/服部百音

OCHANOMA-REVIEW
P.50-53 CLASSICAL
P.54-57 JAZZ
P.58-59 POP / ROCK / J-POP
P.60-61 INTERNATIONAL / NEW AGE
P.62-63 CINEMA / ANIME / MANGA
P.64-65 BOOK
P.66-67 KIDS / EDUCATIONAL

INFORMATION
P.49 TOWER RECORDS CLASSICAL SPECIAL PRICE
P.70-75 Special Thanks!
P.77 ストアリスト
P.78 読者プレゼント/アンケート
P.79 お知らせ/編集後記

お茶の間カルチャーショック
――タワーレコードに来店される音楽ファンのみなさまが、思わず仲間内で話題にしたくなるような、素晴らしい音楽や映画などを紹介するというのはもちろんのこと、知人や家庭の間で話題のきっかけをつくるような雑誌でありたいという思いをこめた、intoxicateのテーマです。

カヴァー=映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』

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