鮎川誠のソロ作品を中心とした初の企画アルバム『VINTAGE VIOLENCE~鮎川 誠GUITAR WORKS』が2024年10月2日(水)にリリースされる。
鮎川のギタープレイは、ギブソン・レスポールカスタム(通称:ブラックビューティー)から紡ぎ出される伝統的なブルースを基調とするブリティッシュロックに、パブロック、パンク、ニューウェーブのテイストも加わった、まさに稀代のロックギタリストによるもの。その唯一無二のスタイルは、これまで数多くのギタリストに影響を与えてきた。
2023年に亡くなった鮎川の一周忌企画である本作は、彼のギタープレイが際立つソロ作品を中心に、レーベルの枠を超えて楽曲を収録。数々の名曲・名演に加え、初CD化音源などレアトラックを収録し、2枚組でリリースされる。
Disc 1は鮎川のソロ名義の楽曲に加え、サンハウス、The Rokketsなどの代表曲をはじめ、YMO、高橋ユキヒロ、原由子(サザンオールスターズ)、泉谷しげる、佐山雅弘らとの共演作も収録した彼のベスト盤とも言える内容となっている。
Disc 2には鮎川誠がBLANKEY JET CITYと共演した“I’M FLASH “Consolation Prize” (ホラ吹きイナズマ)”をはじめ、小山田圭吾がリモデルした名曲“STIFF LIPS”、ジョー山中と共演した“HIROSHIMA(LIVE)”、Charと共演した“White Room(LIVE)”ビールス カプセル(LIVE)”といった初CD化音源を収録。さらには2020年に福岡・LIVEHOUSE CBで行われた〈シーナ&ロケッツ『LIVE FOR TODAY!』レコ発ライブ!〉、2022年に東京・下北沢シャングリラで行われた〈鮎川誠 74thバースディ記念ライブ〉の音源など、レアトラック7曲が収録されている。
なお、本作は高音質UHQCD仕様となっている。1978年のデビューから45年間ロックに生きた鮎川誠が盟友たちと遺した名曲の数々を、最高の音質で体感してほしい。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2024年10月2日(水)
品番:VICL-77061/77062
価格:3,850円(税込)
UHQCD仕様/全曲最新リマスタリング/最新ライナーノーツ(鳥井賀句)
TRACKLIST
Disc 1
1. レモンティー/サンハウス
2. Day Tripper/YELLOW MAGIC ORCHESTRA
3. Murder By The Music/高橋ユキヒロ
4. 危険な関係のブルース/シーナ&ロケッツ
5. ビールス カプセル/鮎川誠
6. キング・スネーク・ブルース/サンハウス
7. 地獄へドライブ/サンハウス
8. ヨコハマ・モガ/原由子
9. VINTAGE VIOLENCE/The Rokkets
10. DYNAMITE/The Rokkets
11. BLACK SNAKE/The Rokkets
12. 火の鳥/泉谷しげる
13. RUMOR/鮎川誠
14. DOBUNEZUMI/鮎川誠
15. CATFISH/鮎川誠
16. From Dusk Till Dawn/佐山雅弘
17. Say Good Bye(赤バージョン)/イジワルケイ・オールスターズ
18. ロックンロール ミューズ/菊 ft. 鮎川誠、シーナ&ロケッツ
Disc 2(全曲初CD化)
1. I’M FLASH “Consolation Prize”(ホラ吹きイナズマ)/鮎川誠 & BLANKEY JET CITY★
2. STIFF LIPS/鮎川誠&シーナ&小山田圭吾リモデル★
3. HIROSHIMA(LIVE)/ジョー山中 ft. 鮎川誠★
4. White Room(LIVE)/シーナ&ロケッツ with Char★
5. ビールス カプセル(LIVE)/シーナ&ロケッツ with Char★
6. MY WAY(LIVE)/シーナ&ロケッツ★
7. やらないか(LIVE)/シーナ&ロケッツ★
★…初CD化
PROFILE: 鮎川 誠
1948年、 福岡県久留米市生まれ。 シーナ&ロケッツのバンドマスター/ギタリスト。1970~1978年、福岡を代表するバンド・サンハウスのリードギタリスト/コンポーザーとして活動後、1978年にシーナ&ロケッツを結成。“涙のハイウェイ”でデビュー。“ユー・メイ・ドリーム”が大ヒットとなる。エルヴィス・コステロやラモーンズともライブで共演し、1981年にはアルバム『SHEENA & THE ROKKETS』でアメリカデビューも果たす。また当時としては画期的であったセルフプロダクションの立ち上げなどを通してプロデュース集団としてのシーナ&ロケッツを浸透させ、多彩な活動に乗り出した。その中でも〈ロックは生だ。音で勝負!〉という鮎川の指針のもと、アリーナクラスから数々のフェス、ライブハウスに至るまで、妥協なきステージングで繰り広げられるライブを中心に活動を続けた。質、量ともに群を抜いたその活動歴はジャンルを超え、日本を代表するロックバンドとしての可能性を追求し続けた。
自身のソロ作としては『クール・ソロ』、『London Session』シリーズがある。音楽以外でもモデルとして多くのテレビCMや広告に出演するなど、その独特の存在感で多くの人を惹きつけてきた。俳優としてNHK「ちゅらさん」 などに出演。映画では「ジャージの二人」(中村義洋監督)をはじめ多くの出演作があるほか、「ワルボロ」(隅田靖監督)では映画音楽を手がけた。また音楽やコンピュータへの知識を活かした「’60sロック自伝」、「200CDロックンロール」、「ローリング・ストーンズが大好きな僕たち」(山川健一と共著)、「DOS/Vブルース」などの著作もある。
■鮎川誠
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■シーナ&ロケッツ
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