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離婚伝説、TOMOOら新鋭たちも登場

天野「それから、新曲“本日のおすすめ”が届けられたばかりの離婚伝説にも注目です。2022年の楽曲“愛が一層メロウ”がバズったことでネクストブレイク筆頭株としてじわじわと話題になっていた2人組ですが、3月に1stアルバム『離婚伝説』をついに発表。今年は色々なフェスに出演していて、多忙そうです。

1970年代のソウルミュージックやシティポップ、歌謡曲などをベースにしながらもフックに満ちたJ-POPに昇華させているのが彼らの音楽的な魅力で、鉄壁のバンドによる演奏をバックに松田歩の心地よい歌声が会場に響き渡ったら……と楽しみにしています」

小田「少し前にようやくワンマンを観られたTOMOOも、この機会にぜひ観てほしいです。7月には『ミュージックステーション』に初出演して、SNSの急上昇トレンドに入っていました。

TOMOOは2022年にOfficial髭男dismなどを擁するポニーキャニオン内のレーベル、IRORI Recordsからメジャーデビューしましたが、ピアノを基調とした楽曲はaikoなどに連なる普遍性を醸し出していて、とにかくキャッチー。片やメロディにおける言葉のはめ方だったり、曲そのもののテーマなど従来のシンガーソングライターにはなかったアプローチが自分には新鮮に聴こえます。とりあえずサマソニ前に1stアルバム『TWO MOON』をチェックしてもらえれば!」

天野「小田さんがロック系のアクトを挙げているので、私からのおすすめも。Apesをぜひチェックしてほしいです。彼らは1stアルバム『PUR』を2023年にリリースしていて、その際に取材もしました。今年6月には、徳間ジャパンからのメジャーデビューEP『WANDERS』を発表しています。

インディロックやオルタナティブロックを血肉にしたバンドサウンド、耳にまっすぐ飛び込んでくるエモーショナルな歌メロ、坂井玲音のちょっと癖のあるボーカルが特徴で、場数を踏んで演奏を研ぎ澄ましてきた彼らのライブは魅力的です。新しいバンドに出会いたい方は要注目です!」

小田「乃紫もサマソニだからこそ観てみたいですね。自分は人から“先輩”を薦められて彼女の存在を知ったんですが、今年始めにリリースされた“全方向美少女”が瞬く間に2020年代を象徴するヒットソングになっていって。日本国内にとどまらずTWICEをはじめとしたK-POPアーティストがこの曲を用いた動画を投稿したことで韓国でも認知されていったようで、9月には韓国での単独公演も決まっているそうです。〈THE FIRST TAKE〉での“初恋キラー”のパフォーマンスもよかったですし、この機会にライブを観たいと思っています」

 

星野源キュレーションステージ&ソニマニ注目アクト

天野「そしてサマソニといえば、東京会場では深夜の〈MIDNIGHT SONIC〉も楽しめますよね。今年はなんと、星野源がキュレーションの〈so sad so happy 真夜中〉という豪華な催しになっています。去年は〈BEACH STAGE〉のキュレーションを任されていたので、そこからの流れを踏まえるとサマソニらしい野心的な試みだと思いました。

さすがの超豪華なラインナップですが、Mikiki的には序盤に登場するAnswer to Rememberに注目してほしいところ。スーパードラマー・石若駿によるビッグプロジェクトですが、先日新作『Answer to Remember II』についてインタビューした際は〈バンド感が増した〉という実感から生まれた作品だと言っていました。なので、ライブには期待大です!」

小田「自分はTUCKERが気になりますね。今年始めにオンエアされた『おげんさんのサブスク堂』でも紹介されてましたが、エレクトーン奏者でもある彼が深夜の幕張メッセでどんなパフォーマンスをするのか。想像できないからこそ楽しみですね(笑)」

天野「さらにロバート・グラスパーやテラス・マーティンも出演と、ゴージャスなラインナップかつ星野源らしいキュレーションで、すごく楽しい夜遊びができそう。

深夜公演といえば、本日8月16日の夜から翌朝にかけて開催される〈SONICMANIA〉もいいラインナップなので話題になっています。私の周囲の音楽好きも、〈ソニマニは行くよ〉という人が多いです。

〈MOUNTAIN STAGE〉のメインアクトもすごいのですが、個人的に熱いのは〈PACIFIC STAGE〉のアルカから長谷川白紙への流れ。アルカのパフォーマンスは毎回話題になりますが、アルカをリスペクトする長谷川白紙にバトンが渡されるなんていいタイムテーブルだなと。新作『魔法学校』モードの長谷川白紙のライブは楽しみ。

あと、ニア・アーカイヴスは去年の単独公演を観ました。激しいジャングルの応酬で熱狂したオーディエンスにダンスフロアで揉まれまくった記憶は、未だに薄れていません(笑)。ニア・アーカイヴスは18日の東京公演に出演することも急遽決まりましたし、とにかくおすすめです!」

小田「というか今年のソニマニはタイムテーブルを見て頭を悩ませている人、きっと多いと思います。自分もアルカは観たいですが、ヤング・ファーザーズと被っていて……坂本慎太郎とニア・アーカイヴスも被ってる(泣)。本当に悩ましい!

ホットなアクトとしては、パリオリンピック閉会式でのパフォーマンスも話題を呼んだフェニックスですかね。あとは“チーム友達”がスマッシュヒットしたかと思えば、ミーガン・ザ・スタリオンとの“Mamushi”が世界規模でバズを生んでいる千葉雄喜のステージも絶対チェックしておきたいです!」

 

サマソニ/ソニマニを楽しむために

天野「サマソニに話を戻して、最後に当日の楽しみ方について話しておきましょう。現在のサマソニは、これまで以上に暑さ対策が必須です。特に、去年話題だった東京の〈MARINE STAGE〉は要注意。ZOZOマリンスタジアムのグラウンドで観る方は、水分や塩分補給の準備、衣服や帽子などの装備はしっかりしましょう。今年は給水所や折り畳み式日傘の持ち込みが可能なエリアが設けられるなど工夫がされるそうなので、運営側の熱中症対策についての注意事項を確認してください。

それと、冒頭で言ったように台風7号が近づいていることも心配ですので、各自で情報収集を。あとは移動時間を考慮してそれぞれの好みのタイムテーブルを組みつつ、東京ではシャトルバスの活用もしながら楽しんでもらえたら!と思います」

小田「おっしゃる通りで暑さ対策を最優先にして、たとえ観たいアーティストがいたとしても無理をしないこと。

それと、ここ最近はチケットが完売していることもあって、会場内の人の密集度がすごいです。余裕を持って行動するのはもちろん、フェスを楽しむ者同士、時には譲り合ったりすることも大切です。一人ひとりが優しさを持って行動すれば、きっと今年も最高のサマソニ/ソニマニになるはずです!」

 


LIVE INFORMATION
SUMMER SONIC 2024

2024年8⽉17⽇(⼟)、18日(⽇)
■東京会場
会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
開場/開演:9:00/11:00
主催:サマーソニック事務局
企画・制作・招聘:クリエイティブマン

■⼤阪会場
会場:万博記念公園
開場/開演:10:00/11:00
主催:サマーソニック事務局
共催:万博記念公園マネジメント・パートナーズ
企画・制作・招聘:クリエイティブマン/キョードー関⻄

SUMMER SONIC 2024 公式サイト:https://www.summersonic.com/

 

SONICMANIA
2024年8⽉16⽇(金)千葉・幕張メッセ
開場/開演:19:00/20:30
OFFICIAL MEDIA:J-WAVE
企画・制作・招聘:クリエイティブマン
SONICMANIA 公式サイト:https://www.summersonic.com/sonicmania/