直近ではMILLENNIUM PARADE“KIZAO”への参加で驚かせてくれたプエルトリコの星が1年ぶりの新作を完成。ウィリー・コローン&エクトル・ラヴォーの同名作から表題を取ったのかどうか、バッド・バニーとのレゲトンなどの通常モードもありつつ、生音のパーカッシヴな表題曲やフランキー・ルイスのサルサ曲“Tú Con Él”などでルーツ重視の佇まいを披露し、そこにメレンゲやアフロビーツ、フリースタイルなどの様式も自由に絡めてくる。ロメオ・サントスやファレルとのコラボ、本人を迎えたラウラ・パウジーニのカヴァーなど、情熱的な歌い口を引き出しの多さで彩り豊かに聴かせた上々の一枚だ。
ラウ・アレハンドロ(Rauw Alejandro)『Cosa Nuestra』ミレパとのコラボを経て放つ1年ぶりの新作 情熱的な歌い口を彩り豊かに聴かせる
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