ケヴィン・ドリューブロークン・ソーシャル・シーン)のレーベルが送り出す、22歳の女子が何やら物議を醸しているようで……。この初作で歌われるのはレイプに中絶、暴力や女権についてなど。時折ディスコ・パンク的な威勢の良い音に乗りつつも、大半のトラックはチルウェイヴ以降の甘い電子ポップで、地声と裏声を行ったり来たりするヴォーカルも非常にキュート──そのギャップに翻弄されっぱなしです。