マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン（my bloody valentine）来日ツアー開催決定　大阪公演は13年ぶり

マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの来日ツアーが開催される。

過去40年の音楽史において、最も革新的かつ影響力のあるバンドのひとつとして知られるマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン。卓越した作品群に加えて、大音量で鳴り響く轟音ライブや世代を超えてカルチャーに与えた影響により、現在も多くのリスナーから絶大な支持と尊敬を集めている。

そんな伝説的バンドは、故郷アイルランドでひさしぶりにライブをおこなうことを2024年に発表。そして今回、2018年8月以来8年ぶりの来日となるジャパンツアーを開催することを発表した。ツアーは東京と大阪の2公演が開催される。チケットは本日よりオフィシャル先行（抽選）受付がスタートした。

1988年の1stアルバム『Isn’t Anything』、1991年の2ndアルバム『loveless』、2013年の3rdアルバム『m b v』、そして4作のEPとレアトラックを収録した『ep's 1988-1991 and rare tracks』を通じ、ケヴィン・シールズ、ビリンダ・ブッチャー、デビー・グッギ、コルム・オコーサクによって創り出されたサウンドは、同時代のギターバンドとは一線を画すもので、従来の音楽の枠組みを根底から覆すような独創性と未来的な感性に満ちている。

マイ・ブラッディ・ヴァレンタインは2021年にドミノとの契約を発表し、ストリーミングおよびデジタル配信を解禁。さらに全4作は、音源からパッケージに至るまでバンドのこだわりが反映された新装盤の高音質CDとLPフォーマットで再発されている。

なおMikikiは以前、国内のアーティストに協力してもらった企画〈マイ・ブラッディ・ヴァレンタインと私〉をおこなった。ひさびさの来日に向け、改めてチェックしてほしい。