新たな代表作ともなった前作『なおらい』発表後はライヴで各地を回り、この5月は恵比寿LIQUIDROOM初ワンマンを敢行と、ここにきて活動も新たなフェイズに向かうLIBRO。4年強ぶりに届いた新作は、前作を超えて過去最高にポジティヴなヴァイブスで駆け抜けるアルバムになっている。〈快晴の朝の清々しさで運命が君に会いに来た〉というラインに現在のマインドが映るド頭の“運命が君に会いに来た”から、ビートもラップもこのうえなく晴れやか。DAG FORCEの咽び泣くよな歌唱と見事な弧を描く“息吹”や、再共演となる鎮座DOPENESSとのタイトル曲も◎で、快調ぶりに拍車をかける一作だ。