90年代にインディー・ソウル好きを狂喜させたオハイオのヴォーカル・トリオ、ルネッサンスのアンジェロがソロで放つ2作目。裏方としても活動する彼らしく自作自演曲が大半で、近年の仕事仲間であるキース・スウェットとの既発デュエットも収録。感情をコントロールしながら甘く滑らかな歌声で丁寧に歌われた楽曲は濃密なスロウ・ジャムも爽快なダンサーも上質で、R&Bの良心と言いたくなる仕上がりだ。

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