1985年7月13日に開催されたチャリティーイベント〈ライヴ・エイド〉の開催から40周年を記念して、クイーンによる伝説的なパフォーマンスが世界同時にライブ配信される。
〈ライヴ・エイド〉での21分間のセットは、クイーンが40年前に同イベントのステージに立ったイギリス時間7月13日(日)午後6時41分(日本時間7月14日(月)午前2時41分)から、24時間限定でクイーンの公式YouTubeチャンネルでフル視聴できる。
またこのアニバーサリーにあわせて、〈ライヴ・エイド〉の主催者として知られるボブ・ゲルドフ、クイーンのロジャー・テイラーとブライアン・メイが監修した限定グッズも発売される。これらのグッズの売上の50%は、バンド・エイド・トラストおよびマーキュリー・フェニックス・トラストに寄付される。
1985年7月13日に英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催された〈ライヴ・エイド〉は、エチオピアの飢饉救済支援を目的にボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロによって企画された。出演者にはブラック・サバス、ザ・プリテンダーズ、サンタナ、REOスピードワゴン、ジューダス・プリースト、ザ・ビーチ・ボーイズ、テディ・ペンダーグラス、エルヴィス・コステロ、U2、デヴィッド・ボウイらが名を連ね、ダイアナ妃を含む72,000人の観客が現地に集結。世界中で推定20億人がテレビや衛星中継を通じて視聴したと言われている。この歴史的なコンサートは、ロンドンのウエストエンドで現在上演中のミュージカル「Just For One Day」の題材にもなっている。
名だたるアーティストが出演したこのチャリティーコンサートは数々の見どころがあったが、クイーンのステージはひときわ強い印象を残した。なかでもフレディ・マーキュリーと観客が一体となって放った「エ〜オ!(Eh-oh!)」のコール&レスポンスは〈世界中に響き渡った一音(the note heard around the world)〉と称され、今なお語り継がれる伝説になっている。当日のパフォーマンスでは、“We Are The Champions““Bohemian Rhapsody”“We Will Rock You”“Crazy Little Thing Called Love”などバンドを代表する名曲が次々と披露された。
ブライアン・メイは当時を振り返って「フレディは、僕たちの〈秘密兵器〉だった。あのスタジアムにいた全員に向けて、あれほど自然にパフォーマンスを届けられるのは、彼しかいなかったと思う。まさに彼のための夜だったよ」と語り、ロジャー・テイラーも「本当に素晴らしい一日だった。必要とあらば山さえも動かせる、音楽が持つ偉大な力が証明された。それは政治や政治家をも超える力なんだ」と回想している。
INFORMATION
クイーン〈ライヴ・エイド〉世界同時ライヴ配信
配信日時:日本時間2025年7月14日(月)午前2時41分から24時間限定
配信URL:https://www.youtube.com/user/queenofficial
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