マザー・ラヴ・ボーンを中心に広がったシアトル発の多彩な作品たち
14歳だったアンドリュー・ウッドが兄のケヴィン、リーガン・ヘイガーと80年に結成したシアトル・ロック胎動期のトリオ。当時はコンピ参加のみだったが、この80〜88年の録音集ではグランジの源流となった音楽性が確認できる。
グレッグ・ギルモアが地元シアトルでガンズ・アンド・ローゼズ加入前のダフ・マッケイガンらと組み、ゴッサードにも影響を与えたというバンド。ここにまとめられている音源を録った84年に解散するも97年に再結成している。
84年に結成され、最初のグランジ・レコードとされるEP『Come On Down』(85年)を発表した5人組。この唯一のフル・アルバムを残して解散し、ヴォーカルのマーク・アームはマッドハニーを、演奏陣の3名はMLBを結成する。
アンドリューを悼むサウンドガーデンのクリス・コーネルとマット・キャメロンがMLBのゴッサード&アメンと組んだ唯一のアルバム。マイク・マクレディとエディ・ヴェダーも参加し、パール・ジャムのブレイク後に大ヒットした。

MLBと同時代を生きた大物バンドのこちらのヒット作には、アンドリューに捧げた“Would?”を収録(パール・ジャム『Ten』を制作したリック・パラシャーのプロデュース)。彼らもまたドラッグで運命を変えられてしまったのは皮肉か。
キャメロン・クロウ監督がシアトルを舞台にした青春映画のサントラ。パール・ジャムやサウンドガーデンらの新曲に加え、MLBの楽曲も並んでいる。25周年記念盤にはパール・ジャムの面々が扮する劇中バンドの曲も収録された。
ベスト的な選曲にレア音源も交えて構成された、20年間の活動を追うドキュメンタリー映画のサントラ。99年のライヴから収録されたMLB曲のカヴァー“Crown Of Thorns”は、以降もバンドのレパートリーであり続けている。
ゴッサードと元マルファンクシャンのリーガン・ヘイガーらが92年に結成したバンド。ヴォーカルのショーン・スミスにとって遺作となったこの最新作では、アンドリュー作のMLB曲“Stars N You”のカヴァーが披露されている。

元グリーン・リヴァー/マッドハニーのマーク・アームが監修した超タイムリーな全81曲入りの4CDコンピ。このページで紹介した面々もメルヴィンズやダイナソーJrら顔役と並んでいて、オルタナ/グランジ入門としても便利!






