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ⒸBig Brother Recordings

日本公演でも〈ロックの神様〉は降りてきた

――もうお話しいただいた方もいますが、今回のライブで特にハイライトだった曲とか、印象的なシーンなどがあれば伺いたいです。

田中「じゃあまた僕から(笑)。僕が今回特に見たかったのが“Little By Little”と“Champagne Supernova”だったんですよ。“Little By Little”はノエルがソロでもやってましたけど、やっぱりオアシスでまた生で聴けるっていうのは特別でした。この曲はサビでノエルの声のトーンが大きくなるんですけど、そこで1回泣いて……そして最後の“Champagne Supernova”でまた泣いて。結局2回泣きました(笑)。

あと、意外だったのが“D’You Know What I Mean?”。実は僕が一番最初に聴いたオアシスの曲がこれで、当時MTVかなにかで流れていたのをチェックしたんですけど、〈あれ、噂に聞いてたオアシスってこんなバンドだったっけ?〉〈なんか曲長いな〉って思いながらも、その時に衝撃を受けたんですね。そんな第一印象だった曲を今回やってくれて、学生時代の気持ちを思い出しました。しかもそのまま立て続けに“Stand By Me”もやってくれて、もう本当に嬉しかったですね」

頼本「私も正直ライブ前半はちょっと気持ちがふわふわしていたんですけど、ノエルが“Little By Little”を歌っているところを見て、ようやく〈ああ……今オアシスのライブに来てるんだ〉って思えたんです。

それと“Rock ‘N’ Roll Star”も思い出深くて。高校生の時に軽音学部に入ってたんですけど、周りにオアシスを好きな人がいなかったので一人でずっとこの曲のベースを練習してたんです。そういう思い出もあって、今回“Rock ‘N’ Roll Star”を生で聴けて、やっぱりこの曲カッコ良すぎるなって。あの時は一人で練習してたけど、今は本物をこんなに大勢で聴いてる!って……とにかく感慨深かったです」

廣川「2日間それぞれで印象的なシーンがあるんですけど、初日は今回ライブで初めて見た“Fade Away”にグッときました。この曲って本来ライブハウスみたいな小さな会場が似合う曲というか、青春を感じさせる曲だからか今この時代にドームで鳴っている光景も含めてちょっと感動しちゃって。

2日目は割と冷静に見れたんですが、“Rock ‘N’ Roll Star”でリアムのボーカルにノエルのハモリが重なるところがヤバかったです。“Rock ‘N’ Roll Star”はリアムがソロでもずっとやっていたんですけど、やっぱりノエルのハモリがあるとオアシスに聴こえるんですよね。“Acquiesce”でも2人のボーカルは聴けますけど、“Rock ‘N’ Roll Star”で2人の声が重なった時に〈バンドのオアシスが戻ってきたぞ!〉って感じました」

柳田「私も特に刺さった曲が2曲あって。“Some Might Say”は、もし今後人生でこの1曲しか聴けないって言われたとしたら絶対に選ぶくらい好きな曲なんですけど、今回イントロのギターを聴いた瞬間にバーッと泣いちゃって(笑)。

あと、私も“Rock ‘N’ Roll Star”が大好きなんですけど、1stアルバムの1曲目で〈今夜俺はロックンロールスター〉って言える度胸が本当にすごい。そんな曲を、一度解散してから16年後にまた歌っている姿を見ていたら、なんか改めて彼らが今の時代に宣戦布告しているように見えて。その瞬間、もう本当にロックンロールスターだなって思いましたね」

白神「さっき隣の知らない人と肩を組んでたって言いましたけど、それがちょうど“Whatever”の時だったんです。後ろのスクリーンにシングルのジャケットと同じ地平線が映し出されて、それで歌い出しも〈I’m free〜〉って……もうめちゃくちゃいい演出じゃないですか。そこでもう完全にやられました。

それと自分も“Champagne Supernova”がとにかく良かった。渋谷店のYouTube動画でも言ったんですが、この曲の後半の方には本当に〈ロックの神様〉が降りてくるんですよ。来日公演でもしっかり神が降臨していて、本当に良かったです」