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ⒸBig Brother Recordings

リアムの顔がカッコ良くてハマった

柳田「私は再結成が発表されてからすぐに店舗のストアプレイを『(What’s The Story) Morning Glory?』に変えて、お客様もそれをわかった上でたくさん来てくださいました。そうした光景を見ていて、〈ファンもオアシスっぽい〉っていうのを個人的にちょっと感じて。

ライブ前に渋谷とMIYASHITA PARKを歩いていた時、オアシスのグッズを身に付けたファンの方をたくさん見たんですけど、みんな〈俺が一番オアシス好きだけど?〉っていう感じで、なんか謎にお互い威嚇し合いながら歩いてる雰囲気がすごい漂ってきたんです。でも、その光景がすごい愛しかったですね」

白神「店舗に来られたオアシスファンって、どんな方が多いんですか?」

柳田「リアルタイムでオアシスを聴いてただろうなっていう方が多かったですけど、それと同じぐらい20代の方もいらっしゃってましたね」

田中「でも本当にライブ会場とかには若い人が結構いましたよね。20代の子とかがたくさんいて、解散していた16年の間に新しいファンも開拓してるんだっていうのはすごい感じた」

白神「結構周りの人の話を聞いていても、〈今回初めて見ます〉とか〈物心ついた時にはすでに解散してました〉って人が多くて。それはそうですよね、今30歳の人だったら、14歳の時にバンドが解散してるわけで」

頼本「多分、私が幼稚園を卒業する年とかに解散したような……」

白神「出た(笑)! その時、僕らはフジロックで雨の中ライブを見ていたわけですよ……」

――そこはすごく聞いてみたかったところなんですよ。なぜこんなにも若い世代にオアシスが刺さっているのかっていう。ここにいる方だと頼本さん、柳田さんがその世代だと思いますが、いかがですか?

頼本「私はもともと親が洋楽好きで、最初は家にあったブラーのCDを聴いたのがきっかけで、そこからUKロックとかを聴くようになったんです。オアシスは母が好きだったんですよね。それで私も聴くようになって……まぁ、私はちょっとブラー派ではあるんですけど、別にオアシスが嫌いとかではなくどちらも好きです(笑)。来日ライブも母と2人で行きました」

柳田「私も親の影響が大きいですね。親がクイーンが好きで、そこからUKロックのルーツを辿っていってオアシスに……あの、すいません。あんまり参考にならないかもしれないんですけど、私音楽を顔で聴く人間で。リアムがめちゃくちゃカッコ良くてハマった感じなんです」

一同「(笑)」

柳田「なので顔ファンですね(笑)。デーモン(・アルバーン)もカッコいいし、ロジャー・テイラーもカッコいいし、リアムもカッコいいし……もうイギリス最高!みたいな感じです。けど、親の影響が一番大きいと思います」

――全然おかしくないですよ(笑)。実際リアムを含めて今挙げてもらった人たちはバンドのビジュアル面を象徴する存在でもあると思いますし。

田中「僕は邦楽のバンドの影響もあるんじゃないかなと思ってました。[Alexandros]やマカロニえんぴつとかがオアシスからの影響を公言してるし。そういったバンドが新譜を出す時、店舗では併売商品としてオアシスの作品を一緒に並べますからね」

 

ⒸBig Brother Recordings

――ちなみに、みなさんはリアムとノエルのソロについてはどう見ていたんですか?

白神「オアシスからノエルが抜けて、残ったメンバーでビーディ・アイを組んだじゃないですか。その時はすごいビーディ・アイを聴いてましたね。で、実はビーディ・アイは渋谷店でイベントをすることが決まっていたんですよ、サマソニの来日タイミングで。でも来日直前にゲム(・アーチャー)が交通事故にあってしまって。結局、来日自体がキャンセルになってイベントもなくなりました。それが2013年の夏のことですね。でも、ビーディ・アイはむちゃくちゃいいですよ。ただ配信されてないので、この機会にぜひCDで聴いてほしい」

田中「でもビーディ・アイって、やっぱりオアシスほどのセールスではなかったんですよね。むしろノエルのソロの方が当時売れていた印象があります。なんでなんだろうって考えたら、やっぱり曲を書いていたのはノエルだから、オアシスを強く感じるんですよね。リアムのボーカルも素晴らしいけど、ボーカルだけだとオアシス好きとしては物足りないのかなって」

――リアムのビジュアル推しの柳田さんはどうですか?

柳田「顔推しですけど、ビーディ・アイの初期のリアムはルパン三世みたいになっちゃったので(笑)。楽曲としてはノエルのソロの方がやっぱりキャッチーだし、“Holy Mountain”を初めて聴いた時は〈こっちの路線もいけるんだ〉って思いました。なので解散してからはリアムよりノエルの方が私には刺さりましたね。で、その頃にはもうノエル可愛いなって……(笑)。

ジョン・スクワイアとのコラボアルバムが出るまでは、あまりリアムの作品には触れてこなかったですね。コラボアルバムが出たタイミングで過去作も聴き出したっていう感じです」

頼本「私もソロはノエルの方をメインに追いかけてましたね。やっぱりオアシスっぽさを感じるのはノエルのソロで。でもライブで見た時にリアムのカリスマ性って言うんですかね? やっぱり目を引く存在だなとは思いました。なので、このまま2人仲良く、一生健康なまま生きていってほしい(笑)」

廣川「僕はどちらのソロもチェックしてましたけど、オアシスの時はリアムのビジュアルありきで聴いていた時期もあって。でもソロになってからはみなさんと一緒で、圧倒的にノエル派ですね。メロディーにグッとくるというか、ノエルの曲の方がすごい沁みたんですよ。

でもリアムはリアムで、ずっとロックンロールを追求し続けている姿勢はカッコ良かったですね。ライブでもジミヘンのカバーとかやったり、本当にこの人ブレないなって」