2025年7月期に地上波で放送されたドラマ「40までにしたい10のこと」「恋愛ルビの正しいふりかた」「雨上がりの僕らについて」をはじめ、「被写界深度」や「Love Sea ~愛の居場所~」など、今夏を大いに盛り上げた話題作に続いて、この秋も注目のBL作品が多数登場します。そこで今回は、〈前編/後編〉に分けて、10月期に放送されるドラマを、原作や出演者などとともに紹介していきます。
「タクミくんシリーズ -Drama-」「修学旅行で仲良くないグループに入りました」「おいしい離婚届けます」などを紹介した〈前編〉に続いて、〈後編〉となる今回は、コミックが原作のタイトルをピックアップ。まず、累計165万部超えの夏野寛子による同名コミックを原作に、2024年4月期にドラマ化され国内のみならず海外でも大きな話題を呼んだ「25時、赤坂で」。その続編となるテレビ東京系「25時、赤坂で Season2」が、10月1日(水)からスタートします。

「25時、赤坂で」は、芸能界を舞台に、美しい容姿と実力を兼ね備えた人気モデルで俳優の羽山麻水と、オーディションを勝ち抜き羽山の相手役に大抜擢された新人俳優の白崎由岐が美しくも切ない恋に落ちていく様子を抒情的に描いたラブストーリー。

今作では、胸に秘めた想いをついに通わせ、晴れて恋人同士となった羽山と白崎の恋人関係に波乱を起こす出来事が!? そして、原作でも人気を博す〈舞台編〉へと突入していきます。俳優、ライバル、恋人同士としてのふたりの人生はどんな未来を迎えていくのか――。
シーズン1でダブル主演を務めた駒木根葵汰と新原泰佑が、羽山と白崎を引き続き演じるほか、宇佐卓真や南雲奨馬らが再集結。さらに、〈舞台編〉を彩る新たなキャストとして、舞台を中心に俳優、声優など幅広く活躍する中村まことや、日曜劇場「御神先生」に生徒役で出演した夏生大湖らが、ドラマオリジナルのキャラクターを演じます。
監督陣には、「ジャックフロスト」(2023年)の安川有果、「体感予報」(2023年)の船曳真珠、映画「おろかもの」(2019年)の芳賀俊という話題作を手掛けてきた注目の監督が名を連ねています。また、今作の世界観と調和したSIRUPのオープニングテーマ“KIRA KIRA”(アルバム『OWARI DIARY』収録曲)と、Glen Checkのエンディングテーマ“After Hours (At 25:00, in Akasaka Season2 OST)”が物語に寄り添います。
続いては、フジテレビにて10月9日(木)から放送される、長野凌大(原因は自分にある。)と藤林泰也のダブル主演作「PUNKS△TRIANGLE〈パンクス・トライアングル〉」を紹介。今作は、BLファンから熱い支持を得る沖田有帆の同名コミックを原作にドラマ化した作品です。〈ミステリアスな推しモデル〉と〈不器用でモサい同級生〉という正反対のふたり(実は同一人物!?)に恋をした、〈超絶ピュアボーイ〉のドキドキなトライアングルを描く刺激的なジレンマラブストーリーとなっています。

今作が初主演となる長野凌大が演じるのは、推しモデルのアイを一途に愛すピュアでまじめな青年の純浦千明。「仮面ライダーガッチャード」や様々な舞台に出演し、今年2月には初の写真集「藤林泰也ファースト写真集 Through the lens Through the eyes」を発売した藤林泰也は、千明が憧れるカリスマモデルのアイとクラスメイトで手先が器用な江永歩を1人2役で演じます。

2024年に国内外で大きな話題を呼んだ「コスメティック・プレイラバー」の監督、進藤丈広と脚本家の金杉弘子が再びタッグを組み、ファッショナブルな世界観と、千明、江永、アイという3人のもどかしい恋模様や葛藤を繊細なタッチで描き出します。主題歌は、4人組ボーカルユニット、浦島坂田船の“ダブルフェイス”が起用されます。
