Glen Check、DXTEEN、カラノア、berry meet……ドラマを彩った名主題歌
鹿糠「ドラマといえば、主題歌も重要ですよね。印象的だったオープニング、エンディング曲はありますか?
私は、『40までにしたい10のこと』のChevonの“菫”とthe shes goneの“まぼろし”とか、『セラピーゲーム』の龍宮城の“SUGAR”とMAZZELの“Only You”とか、どれだけリピートしたか知れないですが、なかでも好きだな~、いいな~と思ったのは『25時、赤坂で Season2』のGlen Checkが歌うエンディングテーマ“After Hours (At 25:00, in Akasaka Season2 OST)”です。この曲が流れるなかで、羽山(駒木根葵汰)と白崎(新原泰佑)が甘い時間を過ごしているシーンを思い出すだけでホカホカした気持ちになります。シーズン1のオープニングテーマだった鯨木の“赫赫”やMelのエンディングテーマ“東京ナイトロンリー”が印象的だったので、続編で新たな楽曲を使用して積み上げた世界観を壊してしまうのではないかと勝手に心配していましたが、Glen Checkの楽曲も、SIRUPが担当したオープニングテーマ“KIRA KIRA”もシーズン2の世界に溶け込んでいて、聴いただけで様々な場面が浮かんできます」
吉田「うわ~、めっちゃいいところ選びましたね! 私もそのエンディングソング大好きでした! 私が印象的だったのは『修学旅行で仲良くないグループに入りました』主題歌のDXTEENが歌う”両片想い”です。この曲、歌詞がとにかく可愛くて。日置と渡会の2人の感情が歌詞のままで……。サビの〈スキが大渋滞して/Crush 進まないんだ〉という歌詞があるんですが、そこの部分が渡会の感情すぎて……。たくさんの人にこの曲を聞いてほしいです!」
鹿糠「あ~、いいですね~。私が好きな歌詞は〈愛までもう数センチ〉のところですね。両片想いの状態を表現する言葉としてあまりにも秀逸で、初めて聴いたときはハッとしちゃいました。
あと、『雨上がりの僕らについて』のオープニングテーマだったカラノアの“aquarium”も好きでした。歌い出しの〈雨の匂い、奇跡の序章/あなたに出会ってしまったんだ〉のところに、奏(池田匡志)と真城(堀夏喜)の奇跡のような再会が思い浮かんで、このフレーズを聴くだけでその後の恋に発展していく2人のシーンが次々に脳に流れ込んでくるんです。それと、この曲のミュージックビデオに池田さんが出演していてこれまた素敵なので、まだ観てないって人にはぜひチェックしてほしいですね」
吉田「わかります。そこのフレーズ私も聞くたびに2人の再会から苦難を乗り越えていくシーン全てが蘇ってきます。
『恋愛ルビの正しいふりかた』のberry meetの“疲れちゃった”も好きでした。最初の歌い出しの〈好きじゃないわけじゃない 多分そうだけど/好き?って聞かれると 少し困る くらい〉という歌詞の意味が、物語を見ていくにつれてわかっていくんです。最初は〈少し困らせてやろう〉と思っているヒロ(岩橋玄樹)が、どんどん夏生(相馬理)への気持ちを育てていく――そんな姿がこの曲で描かれていると思います」
鹿糠「力が入ってない感じの歌唱と、〈疲れちゃったの〉っていう歌詞を吐息混じりに歌ってるところが個人的にはツボでした。劇中では微妙な柄のTシャツをヒロに着せようとする夏生が好きでしたね。こうしてみると、物語と歌詞の内容がリンクするような楽曲が多くて、そういう楽曲はドラマを観る人の印象に残りやすいのかもしれませんね」
※後編は2026年1月23日(金)に公開予定です

