
XinUにとって最高の〈バースデーナイト〉
フロアからステージに戻ると、素晴らしく息の合ったバンドメンバーたちを紹介。そして「今日は私の新しいEPのリリースライブで、そのなかに、今日を狙ったわけじゃないけど“バースデーナイト”という曲があります。ちょっと切ない曲なんだけど(笑)、切なさとは裏腹にみんな楽しんでもらえたらいいなと思います」。そこで鍵盤の武藤が弾きだしたイントロは、しかし“バースデーナイト”のそれではなかった。誕生日を祝うお馴染みのあの曲“ハッピー・バースデー・トゥ・ユー”。驚いた顔で「こんな曲だったっけ?」とXinU。袖からは火のついたロウソクが立ったケーキを持つNakamuraEmiがステージへ。火を吹き消して「あとで美味しくいただきます」と言ったXinUの表情は幸福感に満ちていた。で、そこから今度こその“バースデーナイト”。歌詞は切なくとも楽しい曲調で、XinUにとって最高のバースデーナイトになったことがその歌いっぷりにも表れていた。
「夏前にアルバムをリリースします。お楽しみに!」。そんな嬉しい発表もあり、最後の最後は“オモイオモワレ”。間奏ではサックス→ギター→鍵盤→ベース→ドラムスとミュージシャンたちが順にソロを演奏し、Harunaのコーラス含め、このバンドメンバーたちあってこそのハイクオリティのライブであることを改めて伝えてもいた。因みにこのライブのサブタイトルは〈NEXT COLLECTIVE〉。音楽による人(それはミュージシャンたちであったり、観客たちであったり)とのつながり、あるいは共同体感覚のようなものが、まさにネクストレベルに進んだことを感じた、そんなライブだった。

SETLIST
1. 楽園
2. もうやだ
3. Day 6
4. 80‘s
5. 触れる唇
6. 余韻
7. 合図 EYES 合図
8. 罠
9. 鼓動
10. Timing (feat. Aile The Shota)
11. Kiss Kiss Kiss
12. Refrain
13. また会いに行くから
14. いつのまにか
15. Monday to Friday
ENCORE
1. つながっていて
2. バースデーナイト
3. オモイオモワレ