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BIBI

本当の5人のスタート

――アルバム収録曲に限らず、どの曲も歌割の変更があるわけですよね。

SHELL「そうです。歌割は全曲、ところどころ変わったし、最近のライヴではいままであまりメインでやってこなかった曲もやっていて。アルバム収録曲だと“余すことない全霊で(PHOENIX ver.)”はまた違った雰囲気に仕上がったのでやってますし、他には“街underworld”とか“SPIN”、あと“ヴェルヴェット思想家”“PIPEFICTION”とか、わかりやすく言うとカッコイイ系に寄ってて。そういう“HALLO ALIEN”の世界観に近い雰囲気の曲がいまのPIGGSの良さを引き出せるんじゃないかなってアドバイスをいただいて、ブライアンさんと相談したりしながらセットリストを組んでます」

――この記事が出る頃には、ツアーの残り数か所とファイナルの6周年記念ワンマン〈来たぜ6周年!豚デモネバーダイ!〉を控えた状態になります。

BIBI「6周年のライヴは〈NEVER DIE〉みたいなタイトルがいいなと思って、みんなで〈豚デモネバーダイ!〉って付けました。いまのPIGGSは不死鳥が新しいキーワードにあるんですけど、〈不死身〉っていう言い方だと自分たちっぽくないっていうか、〈死なないぞ!〉よりは〈死なねえぜ!〉みたいな感じで〈ネバーダイ!〉って言ったほうがいまのうちらには合うと思って。やっぱり、いまのPIGGSはとんでもないものを見せられると思うし、とんでもないものをずっと見せていきたい。そのとんでもなさをとんでもなくデカくしていきたいって思うから、まずはこのタイトルを付けた6周年の日に、みんなが想像もしないぐらいとんでもないものを見せてやるぞ!っていう気持ちです。〈いまのPIGGSは飛べない豚どころじゃない、めっちゃ飛ぶ豚だな〉みたいなのをぶーちゃんズに見せつけて、その先のために、また観たいって思うお客さんを増やしていけるような日にしたいなって」

SU-RING

――そのファイナルはソールドアウトしているので、その先が勝負ですよね。

SHELL「はい。ツアーの初日にファイナルのチケットが完売した時に思ったし、ツアー中にも話したんですけど、6周年に来てくれるのは、プーちゃんがいてくれて、いままでのPIGGSがあったから周年をお祝いしようって思ってくれてる人たちなんですよね。やっぱりそこを忘れたらダメだし、その気持ちを大事にしつつ、この5人の今後を提示する日にしたいです。ある意味、この2026年4月19日が本当の5人のスタートだというか。このソールドはプーちゃんがいてくれて、いままでのPIGGSがあってできたこと。この先のソールドはホントに5人にかかってると思うので。もちろん、スタッフさんやいろんな方の助けがあるのは変わらず、いまもプーちゃんは相談に乗ってくれてるし、METTYさんやブライアンさんもいてくださるけど、この先ってホントに5人が試されると思うんですよ。その第一歩目の日になるので、楽しみたいと同時にそういう気持ちがあります。この先のPIGGSは……言い方がちょっと難しいんですけど、7周年目には倍ぐらいのキャパでライヴできるようになっていたいっていう目標があるので」

――そうするためにここから1年かけてちゃんと考えていくという。

SHELL「そうです。いままではいろんなものを用意していただいて、メンバーが活動に対して受け身すぎたので、そこは甘えずに考えながら動いているところです。同じぐらいのキャリアのグループが何倍もの規模で周年やってるの観た時に、自分もやりたいって思ったし、ぶーちゃんズもデカい会場でやるPIGGSをそろそろ観たいよなって思ったから、その〈そろそろ〉を本気で叶えていける一年にしたいです」

PIGGSの近作。
左から、2023年のアルバム『RAWPIG』、2024年のシングル“街underworld”(共にARIOLA JAPAN)、2024年のEP『1ミリでも』、2024年のシングル“SUPERBAD”、2025年のシングル『生きて帰る、ばっか。』(すべてプープーランド)

ブライアン新世界の2025年作『靴下片っぽヒーロー』(DOBEATU)