内省的でフォーキーだった前作『Deeper Well』(2024年)の延長線上でミランダ・ランバートとの和解および故郷テキサスへの回帰が話題になっている7作目。その意味でアルバムを象徴しているのが、ランバートとデュエットしたテックス・メックス風の“Horses And Divorces”だ。同様にテックス・メックス路線の“Uncertain, TX”は御大ウィリー・ネルソンとのデュエットで、こちらも聴きもの。ペダル・スティールやバンジョーを使ってカントリーに寄せながら、“Rhinestoned”ではポップセンスも閃かせる。穏やかな作風のなかで、これまでのキャリアがひとつの作風に見事結実している。