ザック・ブライアンとの全米1位ヒット“I Remember Everything”でグラミーを受賞したのも記憶に新しいなか、『star-crossed』以来となる約3年ぶりのニュー・アルバムが到着。録音はNYのエレクトリック・レディ・スタジオで行われ、基本は彼女自身とダニエル・タシアン、イアン・フィチャックが共作/共同プロデュースにあたっている。アンナ・ナリック“Breathe (2AM)”を引用したフォーキーな“Too Good To Be True”やJIDの“Kody Blu 31”をサンプリングした“Lonely Millionaire”など、芯と品のあるモダンな意匠も奏功した聴き心地は今回も素晴らしい。繰り返し聴いてしまう傑作。