レイア姫がダースベイダーによって育てられたら? 新作映画で今まさに盛り上がっているスター・ウォーズシリーズだが、ルーカスフィルム公認の絵本があるのはご存知だろうか。新装版としてカバーなどが一新された今巻は、レイアとベイダーの〈if〉の物語。〈親子〉が大きなテーマのひとつである原作シリーズを上手に広げた手腕が光る。思春期の娘との距離感に四苦八苦するベイダーの姿を名場面やセリフを引用しながらコミカルに描いている。片づけをしないレイアに、「進展の遅れに強い不満を抱いている」と言うなど原作のあそこだとクスっとなる。原作を知る大人も子供と一緒に楽しめる一冊である。