2014年、すでに6作品(もっと?)をリリースしている国内のジュークフットワーク・レーベル、Booty Tuneより、ダメ押しとばかりにシカゴのDJ ACEYによる新作『Tekk Lab EP』がBandcamp経由で到着(SoundCloudでもスニペットが試聴可能)。

トラックスマンK・ロックも所属する〈TekkDJz〉の一員である彼が繰り出すトラックは、ジューク・テックとでも呼びたい硬質なビートを下敷きにしつつ、ミニマルなウワモノとの調合で描くハードボイルド感が絶妙。そのムードはダークなストリングスが最高にハマる“Burn!”から全開で、ブーティーさがシカゴっぽい“Rude Dude”、セクシーなドラムンベース調“Oh Aoh”、コズミックなシンセが炸裂する“Synth Soul”などなど、ストイックながら多彩な手捌きに見惚れること必至! なお、同作には国内ジューク・シーンでは欠かせない存在であるD.J.Aprilも共同プロデューサーとしてクレジットされている。