ホームレス生活を続けながら音楽活動を行っていた、パリ在住のシンガー・ソングライターによる初作。スポークン・ワードと歌の間を行くスタイルで矢継ぎ早に言葉を放ち、それをピアノとストリングスで躍動的に色付けしていきます。ゴンザレスアントニー・ヘガティに連なるチェンバー・ポップ盤と紹介することも可能だけど、アカデミックな雰囲気ではなく、ストリートのざわつきを前面に出している点がカッコイイ!