ポスト・ダブステップ発展の功労者、というレッテルを潔く置き去りにするスキューバの4作目。ふたたびベルグハインな密室ミニマルを舞台に迷いなくストレートな4/4に球種を絞ったのが吉と出たか、膨張していくイマジネーションの中で繰り返されるアゲとハメがもう最高すぎて……回帰ではなく現行ド真ん中、シーンにまたテクノの季節が到来することを宣言するかのような完全試合盤でございます。