4月2日、Mikikiはスタートから1周年を迎えることができました。いつも新しい〈これいいよね!?〉をお届けする〈The Best Place to Find Music〉であらんと、この1年で公開してきた記事は約6,000本。そのなかで、特に反響の大きかった人気の記事をジャンル/カテゴリー別にご紹介していきます! 今回は、クラシックのレヴューのトップ10!
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1CLASSICAL
名指揮者アーノンクールの意思がより明確に表現された、手兵CMWと再録音したモーツァルト後期三大交響曲
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2CLASSICAL
シュナイダーハンとヨッフム&ベルリンフィルが59年に録音した、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のステレオ音源が世界初CD化
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3CLASSICAL
大萩康司、アンドリュー・ヨークの楽曲など珍しい曲目で構成したギター小品集『EL ABRAZO』
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4CLASSICAL
オーボエの古部賢一とギターの鈴木大介という実力派2人が共演、ラテン曲からクラシック、映画音楽まで音と音が柔らかく溶け合うアルバム『CAFE 1930』
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5CLASSICAL
小澤征爾の完全復活を印象付けた、2013年のサイトウ・キネン・フェスティヴァルでのラヴェルの歌劇〈こどもと魔法〉を収録
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6CLASSICAL
クロード・エルフェがドイツ・グラモフォンに残した、〈現代音楽〉〈ソナタ〉〈ピアノ曲〉といった概念を超越するブーレーズとベルクのソナタの熱演
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7CLASSICAL
武満徹にも認められた現代音楽のギターの名手、鈴木大介が伊福部昭に挑むギター作品集『伊福部昭を弾く』
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8CLASSICAL
バレンボイムが指揮、ミラノ・スカラ座で披露されたワーグナー〈ニーベルングの指環〉の後半2夜「ジークフリート」「神々のたそがれ」が映像化
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9CLASSICAL
濃厚な感情表現と洗練されたセンス感じさせる女性ヴァイオリン奏者、尾池亜美のソロ・デビュー盤 『French Romanticism』
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10CLASSICAL
YouTubeの再生回数も話題のピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァが映画音楽の巨匠ナイマンに挑むミニマルで美しいピアノ曲集『ピアノ・レッスン』
1位は、ニコラウス・アーノンクールとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによる、モーツァルト後期三大交響曲の録音盤(2012年と2013年再録音もの)。ほかにもヴォルフガング・シュナイダーハンら62年の名演と同じメンツによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の未発表音源、〈現代音楽の名奏者〉と称されるクロード・エルフェの覇気に満ちた名演など、歴史的価値の高い録音が上位に集中しています。
また、大萩康司や古部賢一&鈴木大介、尾池亜美ら、高い実力を持つ日本人奏者による作品も多数ランクイン。鈴木は2014年が生誕100周年で関連作品が多数リリースされた、伊福部昭の楽曲を演奏した作品にも大きな注目が集まりました。US出身のメゾ・ソプラノであるイザベル・レナードを迎えた、小澤征爾×サイトウ・キネン・オーケストラの2013年の音源のレヴューも人気です。