カセット・テープをメインに展開するレーベル〈リーヴィング〉の主宰者としても知られるLAのビートメイカー/プロデューサーのマシューデヴィッドが、ニュー・アルバム『In My World』を海外で7月1日にリリース。そのタイトル・トラックが公開されている。
2011年発表のアルバム『Outmind』に続き、フライング・ロータス主宰のブレインフィーダーから届けられる本作。このたび同レーベルのSoundCloudにアップされた新曲“In My World”は、『Outmind』でも聴くことのできたUS西海岸ならではのトロけるようなサイケデリア、アナログ・レコードやカセットのサウンドを思わせる温かいノイズや質感をまといながら、彼自身による美しいコーラス・ワークやR&B風のヴォーカル、ラップまでをフィーチャーしたピースフルなムードのナンバーに仕上がっている。なお、マシューは近ごろ結婚し第1子をもうけたとのこと。新曲と共にアップされている新たなヴィジュアルでは、彼とそのベイビーと思わしき2人の姿を確認することができる。