INTERVIEW

ブランニュー・ヘヴィーズやスパンデッツら、小松秀行『Breezin'』と共に楽しみたい〈洋モノ〉グルーヴあれこれ

小松秀行 『Breezin'』 Pt.3

『Breezin'』と共に楽しみたい、昨今の〈洋モノ〉グルーヴあれこれ

 ジャズ、フュージョン、AOR、ソウル、ファンクといったサウンドを内包しながら、あくまでも自然に、小松秀行自身の感覚にフィットする音楽を編み上げた『Breezin'』。ここでは、そんなアルバムと並べて聴きたい、昨今の洋楽作品をいくつか紹介していきましょう。

 3人の女性ヴォーカルを擁するカナダの10人組バンド、スパンデッツのデビュー作は、ハワイアンAORバンド、レムリアのカヴァー“Hunk Of Heaven”が、なんてったってブリージン。ノルウェーのブルーアイド・ソウル系バンド、ハイ・レッドのファースト・アルバムは、ボビー・コールドウェルのカヴァーなどジェントルでアーバンなメロウ・チューンを満載してます。同じく欧州産では、フランスのファンク・ユニット、ミスター・プレジデントの2作目もオススメ。ホール&オーツ“I Can't Go For That(No Can Do)”の洒落たカヴァーが美味です。

【参考動画】スパンデッツの2013年作『Spandex Effect』収録曲
“Sweet & Saccharine”アコースティック・ライヴ映像
【参考動画】ミスター・プレジデントの2014年作『Hips Shaking』収録曲
“I Can't Go For That(No Can Do)”

 

 また、山下達郎に影響されたというインドネシアの4人組、イックバルの初作は、その昔だったらクレスプキュールあたりから出ててもおかしくなさそうな、上品で青みがかったソウル・フィーリングが清々しい一枚。骨のあるところでは、ジャズ・トランペッターのニコラス・ペイトンのアルバムでもフィーチャーされたブッチャー・ブラウンのファースト・アルバムや、『Head Hunters』(73年)をはじめハービー・ハンコックの諸作で名演を残してきたベーシスト、ポール・ジャクソンの最新作が、アーバンなグルーヴを聴かせてくれます。近年、活動を活発化させているブランニュー・ヘヴィーズから届けられたファンキーなインスト・アルバムなんかもご一緒に。

【参考動画】イックバルの2014年作『Amusement Park』収録曲“Amusement Park”
【参考動画】ポール・ジャクソン・トリオの2014年作『Groove Or Die』収録曲“Midnight Is A Lonely Heart”
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