等身大のラヴソング“Call Me Maybe”と、アウル・シティと共演した人生謳歌ソング“Good Time”の2曲で、世界中の心を掴んだカーリー・レイ・ジェプセンが3年ぶりにアルバムを完成。実はシンディ・ローパーの大ファンで、80sポップスのサウンドやエレメンツ、エモーションが大好きだという彼女、2013年の〈サマソニ〉でシンディのステージを観て今回の新作の方向性を決めたとか。ゆえにキラキラに弾けたポップ・チューンのオンパレード! とはいえ、口うるさい批評家筋からも絶賛されている“All That”が、往年のプリンスっぽい凝ったおもしろさを湛えているように、キーボードを多用したサウンドはただキャッチーで明るいだけじゃない。しかも全曲ラヴソングって、突き抜けてるわ!