ドリーム・チームと作り上げた熱いニュー・シングル!
結成から2年に及ぶ活動を経て、昨年夏にメジャー・デビュー。全員が20歳以上のメンバーという構成は昨今のアイドルにしては遅咲きながら、PaniCrewのYOHEYプロデュースによるダンス、楽曲、歌唱のクォリティーでじわじわと注目を集めてきたグループがChu-Zだ。
KAEDE「ファースト・アルバムのプッシュ曲“GIRLS ON THE RUN”で、PVというものを初めて撮ったんです。曲も自分たちの色に合ってるし、スピード感のある曲で、〈これはいけるぞ!〉って思ってたんですけど……世間はそう甘くはないんだなと思いました。次のシングル“ボンバスティック!”では、海外で人気の〈ルミトン〉っていう光る棒を持って歌っていて、日本ではまだ流行ってなかったから、それがきっかけで注目されるだろうと思ってたんですけど……(笑)。それで、次の『花のアーチ/Brand Boy』で踏ん張らなきゃあとがない、めざすはオリコンウィークリー10位以内だと。最初はハードルが高いって思われてたんですけど、結果5位を獲れて、ようやく自信を持てるようになりました」
といった感じで意気上がる彼女たち。ニュー・シングル“Tell me why 生まれて来た意味を知りたい”は、つんく♂が詞曲を授け、編曲はハロー!プロジェクト作品でもお馴染みの平田祥一郎が担当。ハロプロ勢にも見劣りしないパフォーマンス・スキルを見込んで、かつ20歳を超えてもプロとして〈アイドル〉を生業にしたいと考える彼女たちのスピリッツに揺さぶられて書き下ろされたという力強い歌詞とハートフルなメロディー、そして、あの“LOVEマシーン”(つんく♂のアイデアだろうか、それらしきフレーズもちらりと挿し込まれている)を彷彿とさせるファンキーなサウンドが魅力のナンバーだ。
KANA「つんく♂さんが書かれたたくさんの曲のなかのひとつになれたことがまず嬉しかったです。歌詞は、つんく♂さんとの面談を経て書いていただいたもので、私たちのいまがよく表れてますし、けっこう重いタイトルだったりするんですけど、曲調は明るくて親しみやすいですね」
LUNA「つんく♂さんをきっかけに、ハロプロさんのファンの方もチェックしてくださると思うんですけど、〈Chu-Zっておもしろいな〉って思ってもらえるように、実力もパワーも付けて行かなきゃなって、いま自分たちを奮い立たせてます!」
ミク「もちろんChu-Zのことを書いてくださったのもわかったんですけど、つんく♂さんの今の心境もリンクされてるのかなって考えました。つんく♂さんの思いも、私たちが声にして歌う……そんな意味も込められるのかなあって」
あすか「振付はYOHEYさん、楽曲がつんく♂さん、衣装がSilent Sirenのひなんちゅ、PVの監修が喜屋武ちあきさんというドリーム・チームを組んでいるので、いろんな方面に届けられる楽曲だと思うんです。アイドル・ファンの方だけでなく、いろんな人に聴いてもらえるようにがんばっていきたいですね」
麻衣愛「Chu-Zは楽曲に恵まれてるなあと思うんです。今回のつんく♂さんに対してもそうなんですけど、これまでに書いてくださっている井手コウジさん、小田桐ゆうきさん、Carlos K.さんにも、胸を張って〈Chu-Zに曲を書いてるんだよ〉って言ってもらえるぐらい、グループを成長させていきたいなって思います!」