TOKYO IDOL FESTIVAL 2015

平和嶌「1年が経つのは早いもんですね。何もしないうちに〈TOKYO IDOL FESTIVAL〉の季節が巡ってきました」

ピ~ス!久保田「本題に入るのが早いね……って去年もまったく同じ話をしてた気がするな。アイドリング!!!の発表もあって今年のTIFを心配していた人も多かったけど、こういう祭典は続いてほしいしね」

平和「いまのところ……校了ギリギリの6月18日の時点で114組がラインナップされていますね。去年も同じ時点で111組が発表されてましたけど、最終的には……」

ピ~ス!「結局、去年はそこから138組にまで膨らんだわけだから……ページをやるのも大変だね。まあ、がんばってください(他人事)」

平和「……例によって2か月連続でやるんですけど、7月のニュー・リリース作品がすごく多い雰囲気なので、次号がもうすでに大変です。来年はやめようって毎年思うんですけど、これだけいろんなメンツが出てくると飽きるヒマもないというか」

ピ~ス!「飽きるどころかねえ、自分に関して言えば****が****なもんで、いよいよウヒヒって感じかな」

平和「出禁になりますよ! で、今年もタワレコで入手できる出演アクトの盤をできるだけ紹介してます。今月はそのなかからひとまず6月から7月初旬の作品を優先的にピックアップしてみました。いろいろこぼれてますけど、続きは次号で!」

ピ~ス!「説明ありがとう!」

 


 

 

あゆみくりかまき 蜜蜜蜜 DefSTAR(2015)

くりかまき時代から数えると4年連続のTIF出演! メジャー2枚目となるこのニュー・シングルでもキュートなパンキッシュ路線を継続していて、特に表題曲の弧を描くように上昇するメロ展開が熱い! カップリングの直情型ハード・ロック“KILLA TUNE”も首を振って楽しむファンの姿が見えますよ。 *北野 

 

 

アキシブProject 乱れ髪ファイティングガール TP IDOL(2015)

秋葉原の萌え文化と渋谷のギャル文化を繋ぐアイドル・グループが、昨年に続いて2度目のTIF。今年1月にはO-WESTでのワンマン公演を完売、4月にこちらのファースト・ミニ・アルバムをリリースして勢いに乗る彼女たちのパフォーマンスにはますます期待が高まるばかり! *久保田

【参考動画】アキシブProjectによるO-WESTでのライヴ映像

 

 

 

アリスインアリス 武将降臨 OVER AGAIN つばさレコーズ(2015)

芝居の要素を盛り込んだパフォーマンスで異彩を放つ〈アクトアイドル〉が、2年連続でTIFの舞台に! この最新シングルも、怨霊ヒミコと戦う巫女たちの物語がメインになっていて、台詞を被せまくった楽曲に最初は戸惑うかもしれないが、その演劇的な世界観がだんだんクセになるかも? *北野 

 

 

HKT48 12秒 ユニバーサル(2015)

先日の〈選抜総選挙〉でも別格の強さを証明したばかりの女王はもちろん、着々と育ってきた次代のスターを広くお茶の間にも知らしめることとなったHKTAKBグループからは去年に続いてのTIF参戦となりますが、この最新シングルにも顕著な瑞々しい勢いでシーンを引っ張ってほしいです! *出嶌  

 

 

X21 少女X avex trax(2015)

清らかで品の良いユニゾンと上質なメロディーが揃ったピュアな名曲の並ぶ本アルバムも素晴らしかった、オスカー所属の美少女軍団。今秋リリース予定のシングルでは活動停止の危機を賭けているということもあり、3年連続出場となるTIFでは気合いの入ったステージが期待できそう! *北野 

 

 

乙女新党 キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!! ふわふわれこーど(2015)

こちらの最新シングルも本当に素晴らしかった6人。グループとしては3年連続、現体制では2度目となるTIFへの出演も射止めていますが、その目前に控える赤坂BLITZでのワンマンや6月からスタートした定期公演など大忙し。NATSUのATSUSAに負けないパワフルなステージが楽しみです! *出嶌 

 

 

おやゆびプリンセス IDOL HEART/みんながいれば、銀の靴なんていらない! A-force(2015)

金沢を拠点とするローカル・グループが、このシングルでのメジャー・デビューを経て、2度目のTIF参戦。冬期の雪かきで鍛えた〈除雪魂〉と、〈ぜったい有名になるから見ていてください!〉なんて歌の中でも言っちゃうひたむきな上昇スピリットには、思わず〈いいね!〉してしまうこと必至! *久保田 

 

 

がんばれ!Victory 全力!スタート/夢のつづき ポニーキャニオン(2015)

全員が野茂英雄のメジャー・デビュー年に生を受けた、〈絶対生音主義〉と〈野球〉をテーマに掲げる佐賀出身のバンド。こちらのシングルでのメジャー入りを経て3度目のTIF出場となる今回も、普段のおっとりキャラとは裏腹なパッション漲るパフォーマンスで、旋風を巻き起こしますよ! *久保田 

 

 

吉川友 アップフロントワークス(2015)

チーム・負けん気の仲間たちと共に、自身3度目となるTIF出場を決めた彼女。今年の第1弾リリースでもあったこちらのシングルは、michitomoが仕掛けた17分以上に及ぶメドレー形式のナンバーで、頼もしい歌唱力がたっぷり楽しめます。フルで披露したら持ち時間がなくなっちゃう!? *出嶌 

 

 

清竜人25 Mr. PLAY BOY… トイズファクトリー(2015)

話題を呼んだ一夫多妻ユニットでTIFに初出場し、数少ない男性出演者となる清竜人。ご懐妊などのハプニングも挿んだこちらの最新シングルでも、彼自身がいちばんノリノリでスケベに楽しんじゃってる感じが、ジャンピンな楽曲の軽快な楽しさに拍車をかけています。 *出嶌 

 

 

THE HOOPERS 雨を追いかけて ユニバーサル(2015)

風男塾の〈弟分〉として結成後すぐにTIF出演、今年3月に音源デビューも果たした7人。これが2枚目のシングルですが、歌謡性の高い意匠に確かな歌唱力、傘を用いたダンスは女子たちを本気で痺れさせるはず。雨上がりを歌うSHIKATA作のドラマティックなバラード“離さないよ”も男前すぎて最高! *出嶌

 

※〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2015〉出演アクトの新作&近作を紹介!(2)はこちら
※〈TOKYO IDOL FESTIVAL 2015〉出演アクトの新作&近作を紹介!(3)はこちら