どうも、数日前に友人からボブ・ディラン来日公演の様子を仔細に聞かされ、うらやましさでいっぱいの福です。そんでもってもうすぐジョン・メイヤーもポール・マッカートニーも来日するし、ロック・スター、元気ですね。私も負けてられません。ということで、昨日の深夜にトム・ウェイツのデビュー作にして大人の子守歌の傑作『Closing Time』を聴いて、まったりしていましたよ~(だめじゃん)。
そんななか、ニール・ヤングによるバート・ヤンシュのカヴァー曲“Needle Of Death”のPVが到着しました!!!! 口笛からはじまる時点ですでに反則です。ぽろぽろとつま弾かれるギターに渋~い声が重なり、郷愁を誘いまくりです。たまりませんなあ。
“Needle Of Death”は、ニール・ヤングの新作カヴァー・アルバム『A Letter Home』に収録。ほかにも、ボブ・ディランの“Girl From The North Country”、ウィリー・ネルソンの“Crazy”、ブルース・スプリングスティーンの“My Hometown”、エヴァリー・ブラザーズの“I Wonder If I Care As Much”などが収録って……これはあかん……フォークの玉手箱や~!!!! 優しくあたたかみのある音はジャック・ホワイトが所有するスタジオでの一発録りで、一曲ずつ、モノラルでレコーディングされていったのだとか。
ニール・ヤングといえば、今年5月に惜しくも閉館してしまう映画館、東京・吉祥寺バウスシアターでの〈さようならバウスシアター、最後の宴 第7回爆音映画祭〉で、ライヴ・ドキュメンタリー映画「ニール・ヤング/ジャーニー」が上映されますよ。こちらもぜひチェックを。
ちなみにZAZEN BOYSの向井秀徳さんに取材したとき、人生で感銘を受けたライヴとして、2001年のフジロックでのニール・ヤングを挙げてくれたんですよね。いつかの打ち上げで、SuiseiNoboAzの石原正晴さんがトム・ウェイツの素晴らしさをとうとうと話しているなか、笹口騒音ハーモニカさんはいかにニール・ヤングが凄いか教えてくれたことも。今月はじめにも、ライヴ・ジャンキー兼ラジオDJ兼個人イヴェンターのなんのこっちゃい西山。さんが、「ニール・ヤングとエンケンの2マンを日本でやりたい」と壮大な夢を語ってくれました。こんなにも愛されているニール・ヤング、そろそろまた日本に来てもいいんでないか~い!?