CSNYではなくMTLY。ニール・ヤングとクレイジー・ホースの3人がそれぞれの録音を持ち寄ったオムニバス風の作品で、ラルフ・モリーナ作の哀愁バラードやニルス・ロフグレン作の爽快フォーク・ロックなど並びは雑多だが、各曲が時空を超えて呼応し合い、結果的に不変の友情を立証している点がおもしろい。アコギのみで奏でられるヤング作“Song Of The Seasons”が卓越。