9.26 curated by Dragon Ash
9月26日の千葉・幕張メッセ公演でキュレーターを務めるのはDragon Ash。DAがキュレーションを担うイヴェントといえば、ジャンルレスに多種多様なアーティストをブッキングした〈2000年代初頭のあのイヴェント〉を思い出す人もいるだろうが、今回テーマに掲げられているのは、まさにその〈TMC(Total Music Communication)〉だ。
もちろん、往時の参加メンツが集まった同窓会的なノリは微塵もなく、メンバー各々のアイデアからいま提示したいアーティストとしてチョイスされた全13組は、まさに〈2015年型のTMC〉と呼ぶに相応しいヴァラエティーと期待感を備えたラインナップに! そんな豪華にして強力な面々に負けじと、DA自身もいつも以上にストロングなステージングで魅了してくれるはずだ!
MAN WITH A MISSION
〈Bowline〉の記念すべき第1回のキュレーターである狼たちは、今回ゲストとして参加。どこまでもグルーヴィーなリフとアグレッシヴなラップ/シンガロング・パートの連続で突っ走るゼブラヘッドとのコラボ曲“Out of Control”も好評な彼らは、同曲が日本版のエンディング・テーマに起用されている映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」ばりにノンストップなエキサイティング空間をもたらしてくれるでしょう!
SPECIAL OTHERS
メジャー・デビュー10周年を迎え、10月には3年ぶりのニュー・アルバムも控える日本屈指のインスト・バンド。今年の夏はアコースティック編成でも多くのフェスに参戦していましたが、幕張メッセへは特大アリーナに合わせた通常体制での登場です。Kjとのコラボ曲“Sailin'”にも期待しつつ、まずは心地良いメロディーを追求した演奏に身を委ね、酷暑の疲れを癒してもらいましょう。
10-FEET
〈ボーダレス〉をコンセプトに昨年10月の〈Bowline〉をキュレーションした京都の3人組、10-FEETは〈TMC〉を体現するバンドのひとつと言えるでしょう。メロコアを起点としてヒップホップやレゲエへもリーチした爆発力のあるサウンドに、イヴェント当日は巨大なモッシュピットを作って応えるべし。願わくば、Kjと合体した“RIVER”の〈wow wow unite remix〉ヴァージョンも生で聴けたらいいな。
the telephones
初の日本武道館公演や〈フジロック〉への緊急出演など、結成10周年にあたる今年は、年内での無期限活動休止を前にはじけまくっているダンス・ロックの筆頭バンド。初のベスト盤に続いて投下したオリジナル・アルバム『Bye Bye Hello』では、相変わらず湿っぽさ皆無のハイテンション・チューンを連発していたわけで、初参戦となるBowlineでも極上のディスコ空間を生み出してくれるはずです!
TOTALFAT
Bunta(ドラムス)のOZROSAURUS加入など、個々の活動にも注目が集まる4人組。結成15年の節目にお目見えしたアルバム『COME TOGETHER, SING WITH US』では原点回帰を目論み、ZeebraやJESSE(RIZE)の客演曲などの熱いナンバーを満載して往時のメロコア/ミクスチャー・ロックの盛り上がりを思い出させてくれました。そのライヴは、Dragon Ash好きの心も鷲掴みすること間違いなし!
Xmas Eileen
MAN WITH A MISSIONも一目置いているらしい、怪人的な白い仮面をかぶったクリエイター集団。初のミニ・アルバム『SORRY WHO AM I ?』に収められているのは2000年代のミクスチャー/ニュー・メタルにEDMな意匠を施したような楽曲群で、そのスケール感からは、突き上げられた拳で埋まった大会場が目に浮かぶ。CDデビュー直後の自主企画にBRAHMANらも招聘したりとタダモノじゃない感がプンプンの彼ら、その正体をぜひ現場で確かめてみて!
★Dragon Ashがキュレーター務める9月26日公演の出演者を紹介!(後編)はこちら
TOWER RECORDS presents Bowline 2015
9/26(土)幕張メッセ国際展示場9-11ホール
curated by Dragon Ash
AIR SWELL / Xmas Eileen / group_inou / the telephones / 四星球 / SUPER SONICS / SPECIAL OTHERS / 10-FEET / TOTALFAT / MAN WITH A MISSION / 山嵐 / ROTTENGRAFFTY / wrong city(オープニングアクト)