ドイツの老舗コンポストからシングル・リリースを重ねてきた3人組ユニット、マーバート・ロセルのファースト・アルバム。ファンク、ソウル、ジャズのエッセンスにエレクトロニカを掛け合わせたダウナーなサウンドは往年のレッド・スナッパーなどを想起させるもの。そして印象的な女性ヴォーカルがドリーミーな世界観を醸し出してジンワリと効いてきます。探すとなかなかいないタイプで、コンポストの懐深さも垣間見える。