トリスタン・ブルネ 水曜日のアニメが待ち遠しい フランス人から見た日本サブカルチャーの魅力を解き明かす 誠文堂新光社 (2015)

2016.01.12

フランスにおいてどのように日本のアニメやゲームが浸透していったのか。ジャポニズムの魅力に溢れた東洋の帝国、或いは大戦期の軍国主義的な負の側面を持った辺境の地、といった相反した印象に揺れ動く親世代とは違い、ジャパニメーションを通して当時のキッズたちは、制服、部活、日本の都市景観や踏切の音にまで、日本的なアイコンに親近感を持つ。旧植民地の移民も多いフランスにおいて、悪党すら仲間になってたりする日本的なアニメの手法に共感していく。とはいえ、「にわか批判」などオタク的な行動は万国共通だと知らされる。「ジャングル大帝」から「艦これ」まで幅広く扱った一大クロニクル。

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