3作連続でTボーン・バーネットと組み、わずか17日間で作り上げたという、エルトンいわく〈騒々しいロックンロール・アルバム〉。旧友バニー・トーピンを巻き込んだ近年の原点回帰路線が、ここでのエネルギッシュな表現に結実している。えっと……御大はいま何歳だったっけ? ピアノと同じくらいギターもやかましく鳴り響き、73年の名盤『Goodbye Yellow Brick Road』を彷彿とさせる場面もチラホラ。若いリスナーもぜひ!