レース・ホーセズでヴォーカルを担当するウェールズ出身のメイラーさんが放った初のソロ・アルバム。サックス、ファゴット、クラリネットなどが躍る華やかなオーケストラル・ポップは、緻密なのに妙な隙間があり。ナルシスティックな歌声も相まって、モリッシーの近作とも通じる過剰にロマンティックな雰囲気が凄いです。エールのニコラスや元パルプのリチャードが前座に指名するなど、本隊以上の成功を収めそうな気配!