フライング・ロータス主宰レーベルのBrainfeederに所属し、現在LAジャズシーンで最も注目されているベーシストの米PitchforkにてBEST NEW MUSICを受賞した最新作。フライング・ロータスとの共同プロデュースに、参加メンバーはカマシ・ワシントンハービー・ハンコックなど豪華。グラミー賞受賞作ケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』などへの参加により磨きがかかった彼の独創的なプレイスタイルと美しく繊細な歌声はリチャード・ボナを彷彿させる。彼のそんなベースと歌声と共に作品全体を通して流れるシンセ音から、まるで深い森の中をさまよっているような幻想的な作品へと仕上がっている。