ハモンドの魔術師とは、ジャズではかつてジミー・スミスのことだった。今、文字通りのハモンドの魔術師とはこの、コリー・ヘンリーを置いて他は見当たらないのではないか。YouTubeをみれば確かに??!なテクニックを披露するオルガニストはいないではないが、音色、ダイナミクス、すべてを把握した上に成り立つ表現!の幅広さは際立っている。こんなキレキレのオルガンサウンド、正直、なかなか聴けませんよ。一体どうやって演奏しているのだろう。スナーキー・パピーからB.スプリングスティーンまで、様々なアーティストが自分のバンドで聴いてみたくなるオルガニストの真価が、爆発するライヴ。何もかも鷲掴みにされた心地。
どうやって演奏してるの? スナーキー・パピーのコリー・ヘンリーによるソロ新作はハモンド・オルガンの魔術師と呼ぶべき表現の幅広さ際立ったライヴ盤
ジャンル
ジャズ