燃える! チェロ四本の熱い響き! 日本を代表するオーケストラで活躍する実力派チェロ奏者4人が結集した“クァルテット・エクスプローチェ”。とにかく巧い! チェロ4本とは思えない表現の広がりに、超絶のアンサンブル! J.S.バッハの《シャコンヌ》は豊かな低音の響きを生かした、たおやかな演奏。ピアソラの楽曲の中でも美しい旋律を持つ《悪魔のロマンス》はドラマティックでラストの不協和音が不穏で印象的。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番《悲愴》の第2楽章では深い歌心に溢れ、チャイコフスキー: 弦楽四重奏曲第1番の第1楽章をすべてチェロで弾いてしまうという斬新さ! 会心作!