南アフリカ出身の両親を持つノルウェーの女性シンガーによる初作。ジョージア・アン・マルドロウをプロデューサーに迎えて制作され、ジョージア流のコズミックな音像も散りばめた優美なネオ・ソウル作品に仕上がっている。音楽こそ最高のドラッグだと歌う“The Best Drug”をはじめ、小難しさのないオーガニックなグッド・ヴァイブが漂う佳作で、ジャネイあたりを思わせる洗練ヒップホップ・ソウル“So Gone”もいい。