先日公開されたCampanella×中納良恵の最高な一曲“PELNOD”のプロデュースも手掛けているJJJ(Fla$hBackS)が、2枚目のソロ・アルバム『HIKARI』を発表。このタイミングで、7インチで先行リリースされた(即完売)鋼田テフロンとの“BABE”のミュージック・ビデオが公開されている。スタジオ石のMMMによる、香港らしき雑然とした街を舞台に、ギラギラのネオンを印象的に盛り込んだ映像がイイ感じ!
もはや何度リピートしただろう……というくらい個人的に聴きまくっている『HIKARI』、本当に素晴らしい! STUTSとAru-2が1曲ずつプロデュースしている以外はすべて自身によるトラック(ENDRUNとの共作が1曲あり)で、ギターのサンプル(?)が耳に残る脱臼気味のビートがたまらない、Fla$hBackSの盟友KID FRESINOとの“Exp”~YOUNG JUJU(KANDYTOWN)との“Cowhouse”という強烈なトラック2連発がある一方で、MVが公開中の“BABE”や5LACKとの“HPN”のようにソウルねたを敷いたメロディアスな楽曲もすこぶる良いし、STUTS製の“Orange”はアルバム・タイトル通り〈光〉を感じさせて心地良いし……と全曲解説したいくらいハイライトばかりだ。
2014年の前作『Yacht Club』以降も、プロデュース・ワークを通して良曲を送り出してきたJJJだけに、『HIKARI』の間違いない仕上がりにも想像はついていたけど……むしろ想像を超えてきた。