マイク・キンセラと組んだゼア・ゼイアー・ゼアや、イントゥ・イット・オーヴァー・イット名義のソロ活動でも知られるUSエモ界のキーパーソン、エヴァン・ウェイス。彼が舵を取るトリオのセカンド・アルバムは、バンド・アンサンブルを活かした性急なパワー・ポップから成る一枚。そのなかで後半に現れる贅肉を削ぎ落した弾き語り風のナンバーが、エヴァンのメロディーメイカーとしての才能を確信させます。