元Scool Food Punishmentの内村友美をはじめ、各々が名のあるバンド歴を持つ5人組。AZUMA HITOMI“東京”のリミックスや栗山千明への楽曲提供を経てようやく届いた初音源は、アニメ「M3~ソノ黒キ鋼~」のエンディング・テーマを表題に据えたシングルです。クラシカルな構築美とダイナミックなバンド・アンサンブルが交錯する同曲のほか、同時収録の2曲も電子音の採り入れ方がとてもスタイリッシュで、この先の作品も楽しみ!
nishi-ken、James Panda Jr.(Panda 1/2)、矢野博康らが楽曲提供した2作目。生のアンサンブル+薄いエレクトロニクスがベースのポップソングが揃った本作は、モータウン・ビートで弾む“エメラルドの丘を越えて”で小松自身が作詞のみならず作/編曲も手掛けていたりという挑戦も。さらにはラストに置かれたナカムラヒロシ(i-dep)による17分以上の組曲“in the suite”が圧巻で、生→死→輪廻を思わせる人生賛歌はまるでアルバム全体を象徴するよう。
シンガー・ソングライターのユカとイラストレーターのちゃもーいから成るユニットの3枚目のシングルは、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也のプロデュース。唐突なワルツ展開やセリフのようなヴォイス・エフェクトも飛び出す同曲は、葛藤を抱える女剣士を主人公とするアニメ「ブレイドアンドソウル」のオープニング・テーマらしいドラマティック&スピーディーなギター・ロック・チューンです!
ニュー・シングルの表題曲は、ファニーかつ乙女チックな詞世界と華やかなストリングスがハッピーな昂揚感をもたらすピアノ・ポップ。カップリングの“サーフでゴゴゴ”は、タイトル通りにサーフ・ロックな意匠を織り込みつつも、沖井礼二節が全開の洒脱なポップ・チューン。韻を踏みまくりのコミカルなリリックも楽しい!