自身の代表作『Tender Lover』(89年)にセルフ・オマージュした2015年の最新作『Return Of The Tender Lover』でも話題を呼んだソングライター/プロデューサー/シンガーのケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ。活動を始めた70年代からおよそ40年間第一線で活躍してきたR&B/ポップス界の至宝が、来る11月15日(水)よりBillboard Liveで来日公演を行う。
ベイビーフェイスはマイケル・ジャクソンと同じ58年生まれで、MJ一家が暮らした米・インディアナ州インディアナポリス出身。70~80年代半ばにかけていくつかのバンドにソングライティングやヴォーカルで参加し、そのキャリアをスタートさせる。86年にはシンガーとして初のソロ・アルバム『Lovers』を発表するなか、ディールというバンドのメンバーとして出会ったLA・リードとプロデューサー/ソングライター・ユニットを始動。2人で手掛けたウィスパーズの87年のシングル“Rock Steady”の大ヒットを皮切りに裏方仕事が増えていく。ボビー・ブラウン“Every Little Step”やカリン・ホワイト“Superwoman”など名曲を多数生み出しながら、89年には名盤と語り継がれる前述のソロ2作目『Tender Lover』をリリースした。
90年代にはマライア・キャリー“Never Forget You”やマドンナ“Take A Bow”、またLA・リードと設立したレーベル=ラフェイスではグラミー賞を受賞したボーイズIIメン“End Of The Road”など数々のヒットを送り出したほか、TLCやアウトキャストらの才能をいち早く見出した。また、96年にはエリック・クラプトン版の“Change The World”を手掛けるなど、R&Bに留まらずポップ・フィールドへ活躍の場を広げていく。以降、現在に至るまで自身のアルバムのリリースと並行して、ビヨンセ『Best Thing I Never Had』(2011年)、アリアナ・グランデ『Yours Truly』(2013年)、ブルーノ・マーズ『24K Magic』(2016年)といった重要作に制作側として関与するなど、音楽シーンのメインストリームでそのマルチな才能を発揮し続けている。
今回が3年ぶりの来日となるベイビーフェイス。Billboard Live10周年の冠で行われるスペシャルな夜をどうぞお見逃しなく。
LIVE INFORMATION
BBL 10th Anniversary Premium Stage
Kenny “Babyface” Edmonds
2017年11月15日(水)、16日(木) Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 22,000円/カジュアルエリア 21,000円
★詳細はこちら
2017年11月18日(土)~20日(月) Billboard Live TOKYO
18日(土)、19日(日)
1stステージ 開場15:30/開演16:30
2ndステージ 開場18:30/開演19:30
20日(月)
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ開場20:30/開演21:30
サービスエリア 22,000円/カジュアルエリア 20,500円
★詳細はこちら
■メンバー
ベイビーフェイス(ヴォーカル/ギター)
マイケル・リポル(ギター/ディレクター)
ジェームズ・アグニュー(ドラムス)
ウォルター・バーンズ(ベース/ヴォーカル)
アンドレ・ロバーソン(サックス)
クリフトン・ウィリアムズ(キーボード)
ジャレッド・ムーア(キーボード)