36年ぶりのソロ・アルバムは気合いの2枚組。期待を裏切らないサニーでトロピカルな楽曲が満載で、年老いてもなおポップスターであることの矜持を感じさせくれる。Disc-2はビーチ・ボーイズのセルフ・カヴァー集なのだが、あえてオリジナル中心のDisc-1に収録した“Getcha Back”のリメイクが素晴らしいうえに、この隠れた名曲への彼の思いも窺えて感涙必至。ブライアン・ウィルソンだけじゃなく、マイクだって最高だ。