ナイン・インチ・ネイルズの鍵盤奏者として〈サマソニ〉に出演したばかりのアレッサンドロ・コルティーニのソロ・ユニット。本作ではギター、ベース、ドラムパッドも自身で操り、デペッシュ・モードを彷彿とさせるダークウェイヴ・サウンドにバキバキのデジタル・ビート、そしてポップな歌メロを合わせていて、いわゆる〈シンセ・ポップ3部作〉時代のU2みたいな雰囲気だ。かのピーター・マーフィーも太鼓判を押す一枚。