こんなに面白く感動的な《展覧会の絵》が今までにあったでしょうか…! 「当時の楽器と奏法」によって驚きと発見に満ちた演奏を提供し続ける指揮者インマゼールが、再びラヴェルでやってくれました。(前作→ZZT060901)ラヴェルの魔法のようなオーケストレーションは、時代楽器でこそ映えるのです。冒頭の鄙びたトランペットの音色とその特徴あるアーティキュレーションを聴くだけで、このアルバムの持つ価値にお気付きいただけることでしょう。ガラスのようにシャープで透明感のある弦の音色、目の覚めるような打楽器の一撃。全ての楽器が眩い輝きを放つ終曲《キエフの大門》での感動を是非。
JOS VAN IMMERSEEL、ANIMA ETERNA 『ラヴェル:マ・メール・ロワ(管弦楽版)/ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵』
Zig-Zag Territoires
JOS VAN IMMERSEEL , ANIMA ETERNA BRUGGE
『ラヴェル:マ・メール・ロワ(管弦楽版)/ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵』
Zig-Zag Territoires
2014