2017年2月、ヨーロッパツアーへ旅立つ前に、横浜みなとみらいでライヴ録音されたパーヴォ&NHK交響楽団の《マーラー:交響曲第6番》。4管編成を最大限まで活かしつつ、緻密に作られた演奏は、その後各地で絶賛されました。第2楽章に置かれたスケルツォでは、N響の驚異的な演奏能力で各部がマーラーの細かな指示を表現しつつも、まとまりを失わず、その能力の高さをみせた圧巻の演奏! また、終楽章ではN響を極限まで燃え上がらせつつ、導いていくパーヴォの手腕も堪能できます! お互いを知り尽くしているからこそ生み出せるきめ細やかな音楽は、パーヴォ&N響の充実ぶりを物語っています。
パーヴォ・ヤルヴィ、NHK交響楽団 『マーラー: 交響曲第6 番〈悲劇的〉』 お互いを知り尽くしているがゆえの繊細で熱い演奏
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