16FLIPとのコラボ・シングル“Love it though”ではスペイシーな歌唱を届けてくれたばかりだが、『Vweto』(2011年)の続編となるこちらの新作はビートメイカーに徹した全編セルフ・プロデュースのインスト集。“Bass Attack Bap”“Emo Blues”などファイル名のような曲目が楽しく、“Nate Dogg's Eulogy”“Wu Punk”“Yoyo Ma Fonk”とかもわかるようなわからないような感じ。野太くドライヴするフォンクの怪感は言わずもがな。