ハッピーな恋から人生の葛藤まで、あらゆる感情をロマンティックに映し出す7枚目のオリジナル・アルバム!

2017年に全米で最も売れたアルバムとなった前作『レピュテーション』から約2年。今やアメリカを代表するシンガーであると同時に、世界中の男女が憧れるアイコンとなったテイラー・スウィフトが、通算7作目となるアルバム『ラヴァー』をリリースする。

TAYLOR SWIFT Lover Republic/ユニバーサル(2019)

パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーが参加したファースト・シングル“ME!”は、〈世界中で私ほどあなたのことを愛している人はいない〉と歌うラヴ・ソング。ミュージック・ビデオもカラフルに彩られており、ダークなテイストでファンを驚かせた前作のシングル“ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて”とは真逆ともいえるハッピーな雰囲気の曲に仕上がっている。

セカンド・シングル“ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン”は、他者を攻撃する人々に対し、〈そんなことは止めて、落ち着いて〉と諭す楽曲。タイトルも曲調も穏やかではあるが、歌詞には辛辣なメッセージと取れる部分も。

カントリー・シンガーとしてキャリアをスタートしながら、作品を重ねるごとに自身の音楽性を進化/発展させてきた彼女。今作については以下のように語っている。

「このアルバムは全体的にとてもロマンティックな内容なんだけど、ただ単に全てがラヴ・ソングな訳じゃないの。だって、ロマンティックだからといって、必ずしもハッピーなものじゃなくてもいいと思うし」

10代でデビューし、成功への道を歩みながらも時に批判や攻撃に晒され、酸いも甘いも噛み分けてきた。そんな彼女が描く〈ロマンティック〉な世界観とは果たしていかなるものか? その答えは8月23日、アルバムの発売日に明らかになる。