コラム

竹内まりや『Turntable』 デビュー40周年のクライマックスは、待望のあれこれが収められた大ヴォリューム盤!

竹内まりや
デビュー40周年のクライマックスは、待望のあれこれが収められた大ヴォリューム盤!

竹内まりや Turntable MOON/ワーナー(2019)

 デビュー40周年企画のクライマックスを飾るのは、コンセプトごとに色分けされた3枚のディスクから成る大ヴォリューム盤の『Turntable』。2009年発表の『EXPRESSIONS』から漏れたナンバーが並ぶモア・ベスト盤、“リトル・プリンセス”や“恋、はじめまして”といった岡田有希子への提供曲のセルフ・カヴァーを目玉とするレアリティーズ盤もさることながら、お気に入りの洋楽カヴァーを集めたディスクの内容がとにかくすごすぎて。BOXと共に和気藹々と奏でる初期ビートルズ・ソングをはじめ、ザ・バンドやイーグルスなどのアメリカン・ロック系、カンツォーネやフレンチ・ポップ、ジャズ・スタンダードなど多彩な選曲だが、いずれも自身の足元を深く見つめ直す機会となっているようで、滋味深い名演のオンパレードなのだ。夫君の諸作品同様、彼女の太っ腹ぶりをあきらかにするこの濃厚作、数ある編集盤のなかでも最高傑作に挙げていいだろう。

左から、竹内まりやの歌う日本版エンド・ソングが収められた2019年のサントラ『ダンボ』(Walt Disney)、10月9日にリリースされる竹内まりやのニュー・シングル“旅のつづき”(MOON/ワーナー)

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